最新の記事

2012年01月01日

新年明けましておめでとうございます。

2012/01/01

新年あけましておめでとうございます。

2012年が始動しました。昨年は、東日本大震災があり、日本は大きなダメージを受けました。また、世界経済も困難に直面しています。このような中で、日本の国が少しでも健康で活気にあふれた国になるよう、我々の研究所も努力していきたいと思っています。

スポーツ科学未来研究所FIfSSは今年で、4年目を迎えます。今年は、多くの施設の人達が、互いに協力し合いながら、新しい未来に向かうスポーツ科学を探求していくという、研究所設立の趣旨をもう一度新たに心に刻んで、研究所の活動を行なっていきたいと思います。

個別的な研究員どうしの交流は、昨年度も非常に多く行われたと思います。しかし、研究所全体としての研究員相互の交流は、少し疎になっているかもしれません。今年は、研究員全体が、より一層有機的に結びつく工夫を行いたいと思っています。一つは、テーマを決めたシンポジウムを行う。また、日本体力医学会などの場での交流を盛んにする、インターネットを用いた交流などです。
更には、競技スポーツ、健康スポーツに関連した現場と基礎研究をつなげてゆくという、開設当初の研究所の目的も果たしていきたいと思います。

このような中で、2012年にFIfSSが更に大きく羽ばたくよう、皆さんのご支援をお願いしたいと思います。

内田 直
所長
【年頭挨拶の最新記事】
posted by fifss at 00:20| Comment(1) | 年頭挨拶 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月08日

好きこそ確かな記憶の定着に

ご無沙汰しています。
寅嶋(桜井)静香です。

私ごとですがようやく公式HPをUPしました。
http://t-s-shizuka.info/

まだまだ内容は浅いですが、これから徐々に組み立てていこう思っています。
どうぞ宜しくお願いします。

さて。
以前日記のところでもお話したのですが
http://fifss.seesaa.net/category/7275215-1.html

今回は、これに少し関連した研究と、子供たちの未来を大事にしてほしいお話の
リンク付けをしたいと思います。

昔の実験ですが。
フレンチとトーマスさんという方々の実験です。

8〜12歳のバスケット少年団に所属している選手が対象です。
少年たちにはバスケットに関する50の知識テストが実施されました。

その点数とプレーの質との創刊館kネイが調べられた、というもの。

結果は、
プレーの質を高く評価されている選手ほど、
知識テストの点数がよい傾向にあることがわかりました。

また
全体としては状況判断能力が向上するにつれて、
知識テストの点数も同様に向上している傾向があることもここで示されています。

プレーに関する知識の量・・・
プレーの質・・・

相関関係にあるのだ、ということです。

好きで得意なスポーツに関する広くて豊かな経験値・・・
これらがあると、記憶の再現を行うときに、
たくさんの記憶同士が組み合わさりながらも、
ロジックに一貫した記憶の再現が出てくる。

これは「こういうときにはこうするのだ」
という構造化された場面の察知、記憶。
これらを豊富に持ち合わせることの大切さ。

大人の選手であればこれをいかようにも組み立てられるのかもしれない。
でも、
子供といえどもプレーを心から楽しみ、
一つ一つのプレーの意味を把握し、
なぜその場面でこんなプレーをしなくてはいかんのか、
ということを理解できるように、大人はやっぱり努力しないといけないのです。

このときはこうしろ・・・

最初はある意味、大事な投げかけかもしれません。
全く競技特性を記憶できない状況にあれば
記憶の定着という意味では繰り返しの動作はスキルシステムを構築する上で
大切だからです。

でも。
そこで終始してしまうと、「やらされる」「指示待ち」選手の量産につながり、
最終的には「判断をくだせない」「失敗を恐れる」選手への量産へと
流れていくような気がしています。

http://fifss.seesaa.net/category/7275215-1.html
でもお話しましたが、
30年前の私のすごしてきた劣悪なスポーツ少年団環境からはずいぶんと
発展してきたとはいえ、まだまだマシンのように子供が動かされている
現実があります。

子供に長々と説明するのはむずかしいですが、
子供が迷っているときや、失敗をしてしまったとき。
ここが記憶定着のチャンスではないでしょうか。

「どうして今こうなっちゃったかな?みんなで考えてみよう。」

一言の投げかけが構造化の量産へとつながり、
自分で解決したという自信へとつながり、
記憶にしっかりと定着するはずです。

やらされマシンになってプレーしていると、
スポーツそのものの興味が断たれ、嫌いになります。

恐ろしいことに、脳へのスイッチの入れ方一つで子供は大きく変貌するのです。

子育てをしている母親として。
選択的な認知能力をぜひ子供のうちから
伸ばしてほしいという研究側からの立場として。

現場の指導者さん、一人で色々抱えずに外をみて
少しでも子供をに自ら考えて判断させる機会を与えてほしい。
そう強く願わずにはいられない日々です。

posted by fifss at 07:32| Comment(0) | 運動と脳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月30日

ラウンドテーブルディスカッション 「集団スポーツのダイナミクスを探る

来る10月10日にスポーツ心理学会38回大会(@日本大学文理学部)
http://www.nu-taiiku.jp/congress/
にて、門田浩二先生(阪大)の発起により、ラウンドテーブルディスカッション「集団スポーツのダイナミクスを探る」を開催します.

スポーツ科学は競技者個人を測定/解析対象とした研究がこれまで主流でしたが,集団の振舞を捉えるための新たな試みが満載です.ご興味をお持ちの方は是非お越し下さい.

そして,このRTDのプロモーションビデオ (作成:木島章文先生・山梨大) がかなりかっこいいので是非ご覧下さい (※音が出るのでご注意を)。
http://www.youtube.com/watch?v=bC-n-dAJwd8

==================================
ラウンドテーブルディスカッション(RTD)
「集団スポーツのダイナミクスを探る」

企画:門田浩二(大阪大学)、宮崎 真(高知工科大学)

司会:樋口貴広(首都大学東京)

演者:
ダイヤ 山本裕二 (名古屋大学)
ダイヤ 木島章文 (山梨大学)
ダイヤ 山際伸一 (高知工科大学)
ダイヤ 横山慶子 (日本学術振興会・北海道大学)

日時と会場:10月10日(月)9:00〜10:30  3203教室(3号館2階)

概要ビデオクリップ http://www.youtube.com/watch?v=bC-n-dAJwd8
posted by fifss at 11:42| Comment(0) | インフォメーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月10日

その発想、どこから?

 皆さん、Ritsたけしです。前期は学部長をはじめ、大学に無理を通してもらって、アイルランドのキラーニーという観光都市で開催された脂質代謝関連のKeystoneシンポジウムhttp://www.keystonesymposia.org/Meetings/ViewMeetings.cfm?MeetingID=1113
、そしてデンバーでのアメリカスポーツ医学会、そして初参加のECSSに参加しました。Keystoneシンポは主に生命科学関連の各トピックスに関する専門家が集い、数日間飲食を共にしてサイエンスについて熱く語り、その分野の発展を期するものです。関連する競争相手が多く参加するので、論文のpublishは急がねばなりません。ようやく授業が小休止し、私も急いでまとめの作業に入っております。
 そして、先月はヨーロッパスポーツ科学会議での国際シンポの発表と座長を務めました。座長はoralとposterそれぞれについて好きなセッションを選んで下さいということでしたので、oralではhigh intensity interval exerciseのendurance capacityに対する効用について研究しているGibalaのグループが発表するセッションを、posterではmolecular physiologyのセッションを選びました。ともに楽しいセッションでした。他にも脂質代謝のいいセッションがあり、面白かったです。自分の口頭発表では、潤さんはじめ、いい質問・コメントを色々いただきました。Keystoneシンポなどで受ける生命科学的な質問よりも、運動生理学的な質問は面白い、という感想です。ただ、潤さんへの応答は、潤さん的には面白くなかったようですが。。。。。
 さて、海外での学会出張では当然長時間のフライトがあるわけで、わけあってANAを愛用しているのですが、そのANAのビデオプログラムで面白いものがあります。「その発想、どこから?」というタイトルで、様々な分野で活躍する日本人をとりあげ、成功に至る過程やその発想の由来、モットーなどを紹介するものです。我々研究者にも通じると思うANAのビデオプログラムを幾つか紹介します。
 まず、料理人の輿水治比古氏です。彼は元歯科技工士であったそうですが、料理人に転向。塩、胡椒、醤油などをも「薫製」にするという独創性があり、その料理の味は絶品だそうです。私もこれらの薫製商品はANAの機内販売で購入しました。満足です。輿水氏が大切にしている概念は、「やった人には次がある。どのような挑戦も、例えそれが失敗に終わったとしても、それは確実にその人にとって経験になる。逆に、やってみないと何も言えない。」ということです。もっともだと思います。そういう意味では色々やっている人は強い。ただ、経験をいかに次に活かせるかの度合いは各人それぞれであり、そこが才能ということになるのでしょうか。
 和紙クリエイターとして活躍する堀木エリ子氏は、「出来る前提で物事を考える」ことを常に遂行しているそうです。そうすることによって、どうしたら可能か?を考え、それが出来る結果を生むことに繋がるということです。我々も大きな課題をクリアしていかないといけない場面で、それを出来る方向で考えなければ、初めから到底達成は不可能となるはずだと感じました。
 同様に、スリーピングパブ9hours(http://9hours.jp/)を建てたホテルプロデューサー油井啓祐氏も、「行きたい場所を先に決め、そこに到達したいと強く願うことによって、目標が実現されていく」と話しています。
 金城祐子氏は、沖縄大東島で穫れるサトウキビを原料としたラム酒をゼロから創ることに成功した人です。沖縄電力でのOL時代、友人と飲みに行った先でラム酒がサトウキビからつくられることを知り、タイ米からできる泡盛ではなく、これこそ地酒なんじゃないか?つくりたい!との思いで単身何の知識もないところからスタートし、今ではCOR COR (http://www.rum.co.jp/)を作るまでに至っている凄いひとです。彼女は「人と人のぶつかり合いが化学反応を生む」との考えから、極力、人との衝突をさける為のようなメールはやめて、とにかく人に会いにいく!そこで真正面からぶつかっていくことで困難を切り開き、現在までの飛躍を成し遂げています。Fifssメンバーの誰かさんの女性版といったところでしょうか?会ってみたい人です。
 いずれ是非fifssからこのビデオプログラムで取り上げられるような人が出るといいですね。
posted by fifss at 00:08| Comment(1) | 研究一般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月19日

2010年度FIfSS業績


2010年度FIfSS業績

以下にアップロードしました。
こちらをクリックしてください。
http://www.kikou.waseda.ac.jp/WSD322_open.php?KikoId=01&KenkyujoId=2K&kbn=0
http://fifss.com/
http://fifss.com/2010fifssreport.pdf

今後ともよろしくお願いいたします。


FIfSS
posted by fifss at 22:06| Comment(0) | 成果報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする