2009年12月11日

トレーニング科学の研究

今週は私の担当ということで、「スポーツ科学」に関連した研究について紹介いたします。スポーツ科学には運動生理学、バイオメカニクス、運動学、スポーツ心理学、体育科教育学、スポーツビジネスなど、数多くの研究領域が含まれています。これらのうち、私が行っている研究は、「トレーニング科学」や「運動生理学」に関連したものです。

トレーニング科学の研究とは、スポーツ競技者や一般の運動実施者が用いる各種トレーニング手段の負荷特性やその効果を調べようとするものです。たとえば、有酸素運動(自転車ペダリングやジョギングなど)を行っている最中に特殊なフェイスマスクを装着し、運動者の呼気を採取することで、運動時のカロリー消費量や脂肪の燃焼量を測定することが可能です。さらに、運動中に連続的に採血をし、血液中の脂質濃度の変化を測定することにより、脂肪の分解量を評価することも可能です。

一方、筋力トレーニング(ダンベル運動、マシンエクササイズ)では
運動中に多くの脂肪燃焼は期待できません。しかし、運動終了後数時間にわたり血液分析を行うと、筋肉の成長や脂肪の分解を促進するホルモンの血中濃度が上昇することがわかります。

このような研究手法を用いながら、「筋力トレーニングと有酸素運動を続けて行う場合にはどちらを先に行えば良いのか?」「有酸素運動を休み休み行っても、十分な効果は得られるのか?」など、トレーニングや運動処方の現場で多くの方々が直面する疑問を解決しています。

今後、このブログを通して、これらの研究を通して得られた知見を紹介していければと考えています。K


posted by fifss at 18:12| Comment(0) | Statement | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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