2009年12月26日

最近のこと、レスリング、うつ病の運動療法

内田です。この間、インドの話を臨時で書き込んだので、頻繁に登場ということになりましたが、話題は幾つかあります。

まず、スポーツ科学から遠いところでは、「Google日本語入力」というIMEをインストールしてみた。無料なので、試されると良いと思いますが、ざっと使ってみた感想では、相当良いです。今のところマイクロソフトのIMEから乗り換えてます。最近、原稿の依頼が多いので、書く楽しみが少しでも増えてモチベーションが高まるようにしていますがこれも一役買いそう。それから、アウトラインプロセッサをたまに使っています。Sol4というやつで、今もそれで書いています。以前「好きになる睡眠医学(講談社)」を書いたとき、途中で嫌になってきて、アウトラインプロセッサに出会って筆が進んだという経験もあります。詳細は、その時参考にした「アウトラインプロセッサで書け!」のホームページを御覧下さい。検索するとすぐに出てきます。長い文章を各場合はなかなか参考になります。
好きになる睡眠医学 (好きになるシリーズ)

好きになる睡眠医学 (好きになるシリーズ)

  • 作者: 内田 直
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2006/05/31
  • メディア: 単行本




競技については、23日にレスリングの天皇杯を見に行ってきました。3日間の最終日のこの日、女子では吉田沙保里、伊調馨、浜口京子、山本聖子など有名どころが出場。実は早稲田大学のわたくしのゼミの学生高橋海里奈も出場し、初戦で伊調馨さんと当たりました。高橋は、なかなか良い試合をしましたが、経験のある伊調馨さんには及ばず、初戦敗退。しかし、高橋海里奈と伊調馨の試合が見られたのはなかなか幸運でした。この63kg級は、そのあと山本聖子と伊調馨が当たりました。その時、観客席にむけるカメラが私の方に来たので、私も結構レスリング界でも有名になったかなと思い、一つ咳払いなどもしましたが、カメラは私の前を通り越して、行き先をみると、そこには神の子山本キッドがおりました。山本聖子は気迫のこもった試合をしましたが、やはりこれも伊調馨には及ばず、伊調馨は、留学先のカナダから帰国したてで体調が悪いようでしたが、しかし、きっちりと勝って優勝しました。女子で、感銘を受けたのは、やはり吉田沙保里ですね。この人は本当にすごい。優勝しましたが、フォール勝ちも多く、じつは手首は疲労骨折していて戦っていったらしです。スピードと言い、技と言い、この階級では勝てる人が当分出てこないんじゃないでしょうか。
男子の方は、私が以前から応援している佐藤吏=66kg級もこの日に出場しました。彼は、H17の天皇杯で優勝。その後、期待されていたもののなかなか結果が出せず、彼が早稲田大学の学生だった頃から、応援しています。今年はかなり調子を上げており、6月の全日本レスリング選手権で2位、今回は優勝が期待されています。試合会場についたのは10時半ころだったので、2回戦から見ましたが、安定した試合で、以前のような不安感はありません。順調にポイントを重ねて、決勝に近づいていきます。準決勝はそれ以前の試合よりは手こずっていたようですが、順当に決勝に進みました。決勝戦(←動画が見られます)は、福岡大学の池松和彦とあたりました。最初のピリオドはスピードの有る展開で、ポイントをとり、これは行けるかなと思ったのですが、次のピリオドではポイントをとられ、第3ピリオドへ。第3ピリオドでも、攻めが今ひとつ決まらず、逆にポイントをとられて残念がら今回も準優勝となりました。しかし、まだロンドンは先。佐藤吏には期待かなり期待を寄せています。


スポーツ科学については、最近うつ病の運動療法についての原稿依頼やインタビューが多くあります。うつ病の運動療法は、まだ、十分に確立された分野とは言い難いのですが、私の印象では薬物療法と併用して、しっかり行っていくと良いと思います。抗うつ剤との比較試験でほぼ同等の効果があり、また、かなり重症例に無投薬で運動療法を行い、回復したという報告もあります。ただ、まだ治験は少なく、今後さらに治験が増えることが期待されます。
健康運動指導の現場では、メタボリックシンドロームの予防治療のための運動療法は盛んに行われており、上記のようなことを考えると、これがうつ病予防としての役割を果たしている可能性もあります。このような運動療法によって、実際メタボリックシンドロームの発症は減少傾向にあるのでしょうか。運動療法がメタボリックシンドロームに有効であることは間違いないと思うのですが、メタボリックシンドローム予防のために運動を推奨すると、社会全体としてメタボリックシンドロームの発症が減ったのかどうかのレポートは、まだしっかりしたものを見たことがない気がします。もしあったらぜひ見てみたい。もし、そうであれば、その時にうつ病の発症率も同じ集団で減っていれば、運動療法がうつ病にも有効である有効な示唆となると思われます。こういった、疫学的調査は時に、実験研究の有効な指針を提供してくれます。もし、どなたかご存知だったら教えてください。
タグ:SUNAO
posted by fifss at 22:19| Comment(0) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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